64bit 版 Ruby 2.0 で Rails 4 を使う

1. 前回の記事を参考に 64bit 版 SQLite3 をビルドし、sqlite3.dll をパスの通っているところに配置する(個人的には C:\SQLite のように別フォルダを作ってそこにパスを通すのをお勧め)。
2. 64bit 版の Ruby 2.0.0-p247(現時点での最新版)をインストール。
3. 64bit 版の DevKit を適当なフォルダに展開する(SQLite3 のビルド時に使用したのであればこの手順は省略)。
1. 〜 3. はどれから始めても O.K.
4. DevKit を Ruby に設定する。DevKit を展開したフォルダで

ruby dk.rb init

したあと config.yml に

- C:/(Ruby をインストールしたフォルダ)

の一行を追加してから

ruby dk.rb install

5. Rails のインストール

gem install rails --no-ri --no-rdoc

6. sqlite3 gem のインストール

gem install sqlite3 --no-ri --no-rdoc

64bit 版(sqlite3-1.3.8-x64-mingw32)がインストールされることを確認。
5. と 6. はどっちを先にやっても O.K.
7. Rails アプリケーションの作成
コマンドラインから作成しても Aptana Studio などの IDE から作っても良い。bundle install も走らせて良い。
8. Gemfile.lock の編集
ここが肝。作成したアプリケーションフォルダの直下にある Gemfile.lock を開き、92 行目(になってるはず)の

sqlite3 (1.3.8-x86-mingw32)

sqlite3 (1.3.8-x64-mingw32)

に書き換えて保存する。保存後は bundle update などは走らせないこと ! せっかく編集した Gemfile.lock が上書きされてしまいます。
9. 以上で問題ないはず。快適な 64bit 版 Rails ライフを !

参考サイト : Ruby 2.0.0 – Rails 4.0 に SQLite3 をインストールしたときのメモ [Windows] – superable