twitter4j で簡単なツイートプログラムを作ってみる(その 1)

プログラムを介して Twitter にアクセスする場合、Twitter API を利用することになる。Twitter API は文字通りで、Twitter でできる操作をまとめた API である。現在、様々な種類の Twitter クライアントが存在するが、これらはすべて Twitter API を利用したものである。

ではどんな人が Twitter API を利用したプログラムを作るのか ? というと大雑把に

  • 自分好みの Twitter クライアントを作りたい人
  • いわゆる bot を作りたい人

あたりになると思われる。クライアントは既に何種類ものソフトが作られているので、作るのが面倒だという人はそれらから選べばいいし、bot を作るにしても簡単に bot が作れるパッケージが用意されているので、わざわざ一から新たに作るのも面倒な作業ではあるが、腕に自信のある者にとっては、他の何物でもない自分だけのプログラムを組んで動かす、というのは楽しいだろうし、上手くいったときの感慨もひとしおである。

しかし生の Twitter API をそのまま使うのはなかなかに骨の折れる作業で、言語によっては Twitter API を使いやすくするためにラッピングを施したライブラリが提供されている。Java における Twitter 用のライブラリでおそらく一番メジャーなのが twitter4j ではなかろうか。

twitter4j は Twitter API の仕様を詳しく知らない人でもそこそこ使えるように設計されているので、Java の基本的な知識があれば割と簡単に投稿プログラムは作れてしまう。というわけで、今回は Java ユーザー向けに twitter4j を利用してシンプルな投稿プログラムを作ることを目標にしたいと思う。