JBoss Application Server のインストール

今回は JBoss Application Server (以下、JBoss AS) のインストールについて説明します。

JBoss AS のダウンロード

JBoss Community のサイトからダウンロードできます。
JBoss Application Server Downloads - JBoss Community
7.1.1.Final をダウンロードしてください。

JBoss AS のインストール

ダウンロードした zip ファイルを適当なところに解凍するだけです。解凍が終わったら、環境変数 JBOSS_HOME を設定します。JBoss AS のルートディレクトリを指定してください。お好みで PATH に %JBOSS_HOME%\bin を追加してもいいと思います(Eclipse から起動する分には必要ありません)。

JBoss Tools のインストール

EclipseJBoss AS 向けのアプリケーションを開発するのに必要です。下記 URL を Eclipse に登録します。
http://download.jboss.org/jbosstools/updates/stable/juno/
JBoss Web and Java EE development」は一通り入れておくといいでしょう(Struts Tools は Deprecated なので入れる必要はありません)。

JBoss Tools をインストールすると、Eclipse で Server に JBoss AS を追加することができますので追加しておきましょう。

MySQL JDBC ドライバの組み込み

MySQL 向けの JDBC ドライバを組み込みます。%JBOSS_HOME%\modules\com\mysql\main に JDBC ドライバの jar をコピーします。続いて同じ場所に module.xml を作成します。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<module xmlns="urn:jboss:module:1.0" name="com.mysql">
  <resources>
    <resource-root path="mysql-connector-java-5.1.23-bin.jar" />
  </resources>
  <dependencies>
    <module name="javax.api" />
  </dependencies>
</module>

次に、jta-data-source を使えば上手く行く - 似非プログラマの覚え書き に沿って %JBOSS_HOME%\standalone\configuration\standalone.xml を書き変えます。実際に接続するスキーマに合わせて読み替えてください。ただし当ブログでは従前の menudb を引き続き利用しますので、当ブログでの開発環境に合わせたい人はそのままで構いません。